プリアンプの設計1

前回のアンプの解析でこのままでは、使えなさそうなのがわかった(修理して使うほどではない)ので、一から自分で設計することにした。

web上の情報などでドンピシャの情報がないため、必要なちりばめられた情報まとめてまとめて作ると以下のようになった。


  • レコードにカッティングするためにIRIAAを通さないといけない
  • カッティングヘッドには2種類ある、ダイナミックタイプとフィードバックタイプ

IRIAAはレコードカットするのに必要なEQ特性
フィードバックタイプはその名の通り、カッティング針の振動をそのまま再度入力に戻す方法。これで何がいいのかって、カッティングヘッド(針、コイル、コネクタ等含めたもの)は物理的な共振周波数があり、周波数的にピークが発生するが、フィードバックでそれを押さえることができるということ。何となくわかるけど結構奥が深い話でまだしっくりきてない泣
とりあえず最初はダイレクトカットで試そうとは思うけど、フィードバックをやる場合はその信号を入れれるようにミキサー回路も必要になるためそれも回路に入れている


以下がIRIAAの回路部

この周波数特性はこのようになる(黒)



その後の回路はミキサー(U3の反転入力部にフィードバックを入れるとしたら入れる予定)ダイレクトカットならこの回路で周波数特性などに変化はほぼない(はず)

上の周波数特性で実は青線はRIAA回路の周波数特性になっている、つまりIRIAAとRIAAを通すとフラットになるはず、、、、ということで試してみた。以下がRIAA回路


それで以下がIRIAA+RIAAの周波数特性

ぱっと見フラットじゃないじゃん!!って言われそうだけど、、だいたいカッティングマシンの周波数特性は、10Hz~20KHzまでなので、その間では2dB以内には十分収まっているのでOKとしようw

はあ〜道のりは長いっす。これで基板を設計するぜ!!ってことで続く。。。

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