カッティング時の動画です。
流している音楽は実際にカッティングをしたレコードを録音した音です(無加工)
ここ数年ほどオーギ電子製のレコードカッティングマシンの修理を続けてきまして、色々と改良すべきところを詰め込みました。
見た目はVANROCKを残しつつ実は中身は全然違うものになりました。
- カッティングヘッドをモノラルからステレオに対応
- ヘッド部にダンパーを追加し、ヘッドがゆっくり落ちるのと、ヘッドウェイトもバネ吊りから、カウンターウェイトタイプに変更し、重さの調整が容易に
- ターンテーブルのスライドは、別のモータ(ステッピングモーター)に変更し、stealthタイプの振動がない制御に(デフォルトではギアが使用されており、回るたびにカラカラなっていた音が全くしなくなります)
- マイコンで制御しているため、Lead In/ Out可能(スイッチで切り替え)
- ステレオのカッティングヘッドをドライブする300W x 2chのパワーアンプを内蔵
- エンクロージャー(Box)に変更。内部にモーター制御、パワーアンプが内蔵したため、手前にアンプの入力やノブやボタンのフロントパネル追加
- 削りかすのバキュームは、このブログでも載せているSlilent Vacuum Tools
- 針先の温度制御は、このブログでも載せているStylus Heating Tools
今後の流れとしては、
HARA RM-805 (腹録音機製作所)
PO80(Teenage Engineering) or Toy Record Maker (大人の科学付録)
にも対応していきたいと思います。
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