HARA RM-805VAを持ち運びできるよう最低限の機能を全て箱に納めました。
ヒーティングワイヤーの接点を追加
デフォルトの回路を使用し、ヒーティングワイヤーの固定箇所をヘッドに追加しました。
これで一般的なダイヤモンドの針を使用することができます。
Idler Wheelの交換
Idler Wheelはゴム部が変形しており、ターンテーブルが回転するときに異音がするため、完全に新しいものを作り直して交換しています。
AC電源の周波数を固定
実はHARAシリーズのモーターはACモーターなため、電源の周波数が50Hzと60Hzでターンテーブルの回転数が変わってしまいます。つまりは日本の東日本と西日本で回転数が変わってしまうということになります。
依頼主はこれを持ち運んで使用したいという要望から、電源の周波数を固定できるようにしました。50Hzでも60Hzでも必ず60Hzに中で変換して使用することできます。
しかし、HARAはやはり音が良いですね。音もモノラルならではの芯のある音がします。
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