[DXM6194] TOREX製ロードスイッチXC6194使用 自爆電源モジュール



 [はじめに]

使用の前に仕様を十分理解頂き、事前に動作確認をしてからご使用ください。
本モジュールを使用した結果いかなる損害等が発生した場合においても、当方は一切の責任を負いません。
動作不良、実装不良に関しては確認が取れ次第、返品交換対応いたします。
掲載しているデザイン等は変更されることがあります。
仕様が変更になった場合は、こちらのページに更新しますので、ご確認ください。


[変更内容]

なし (2024年4月)


[基板のリビジョン]

REV 1.0


[型番]

DXM6194


[特徴、機能など]

TOREX社製の1Aまで使えるインテリジェントロードスイッチXC6194を使用したモジュールになります。
自爆モジュール(と勝手に呼んでいます)は、マイコンなどのホストが自らの電源ラインをシャットダウンできることから、命名されています。そのため電池駆動のアプリケーションには最適です。
電源のON/OFFもボタン一つ(基板に実装されているタクトスイッチ)で可能です。
電源OFFは3秒の長押しタイプになります。(時間はIC側で決め打ちされていますが、5秒タイプもありました)
ブレッドボードに挿して使用可能になっており、基板が端面スルーホールのため、そのままメインの基板に実装も可能です(実装する場合は十分に実装評価を行ってからご使用ください、実装に関しての問題はこちらで対応しかねます)


[サイズ、大きさ]

20.32 x 16.51 (誤差含まず)



[重さ]

14 g (誤差含まず)


[ピンの説明]

1. VIN = 電源入力端子 (1.8V ~ 6.0V、詳しくはXC6194のデータシート参照ください)
2. GND = グラウンド端子
3. SW =  スイッチ出力端子
4. SHUD = シャットダウン端子(内部プルダウン100kあり) Highでシャットダウン
5. SWIO = スイッチ入力端子(外部から別のスイッチを使用する場合,(内部プルアップ100kあり) Lowで電源ON, Low(3秒)で電源OFF
6. PG = Power Good端子
7. GND = グラウンド端子
8. VOUT = 電源出力(1A Max)

DXM6194 Bottom面 (*左右反転しております)


DXM6194 TOP面



[使い方]

動画をご確認ください。


電源オンはSW1のタクトスイッチを押します。
電源オフはSW1のタクトスイッチを長押し(3秒)
SHUDDOWNにマイコンのGPIOを接続しており、何も操作しない場合は10秒後にマイコン側からSHUDDOWNピンをLowにすることで電源OFFしています。
タクトスイッチは3秒以内でプッシュであれば、通常のボタンとしても使用可能です。


[消費電流]

↑通常時


↑シャットダウン時


実際にDXM6194モジュールを使用して基板を作りました。

通常動作時(電源ON時) : 200mA程度 (アプリケーションによります。使用した基板では、ジャイロ等が動いています)

シャットダウン時(電源OFF時) : 17nA ~(平均)
XC6194の仕様書を見ると、1nAがtypのようですが、使用した基板ではそこまで落ちませんでした。


[回路図]



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